人身傷害補償保険とはどのような保険ですか?

人身傷害保険特約について、次の順でご説明します。

  1. 保険の内容、
  2. 支払われる保険金の基準、
  3. 加害者の賠償金との関係

1.保険の内容

被保険者の車に搭乗中の方が事故で死亡または身体に後遺障害や傷害を被った場合、加害者との示談解決を待たずに、過失割合にかかわらず、この特約の損害額基準にしたがって、1名ごとにご契約の保険金額の範囲で保険金が支払われます。

したがって、加害者が任意保険未加入で支払いを受けられない場合や被害者自身に過失があり損害が補填されない部分がある場合について、この保険により損害が補填されます。

2.支払われる保険金の基準

人身傷害保険の保険金は、交通事故による損害額を保険会社の約款に定められた支払い基準によって算出し、加入時に定めた保険金額の範囲内で支払われます。

3.加害者の賠償金との関係

加害者から賠償金の支払いを受ける前に支払われた人身傷害保険金は、まずは被害者自身の過失割合に応じた損害額にあてられます。

仮に、被害者の過失割合に応じた損害額を上回る金額があれば、その上回る部分につき、保険会社が加害者に対する損害賠償権を代位取得し、保険会社が加害者に請求します。

なお、人身傷害補償保険の支払い基準は、裁判基準よりも低額であることが多く、人身傷害補償保険だけでは、損害額全額の支払いを受けることができない場合があります。そのような場合は、損害額全額から人身傷害補償保険で支払いを受けた分を控除した差額を、加害者に請求することになります(例参照)

裁判所が認定した総損害額 1000万円
被害者の過失  4割
被害者の保険会社から支払われた保険金 600万円

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