交通事故で家族を失いました。加害者を刑事裁判で訴えたいのですがどうしたらいいですか?

被害者のご遺族の方は、刑事裁判を提起することが出来ません

これは、日本の刑事裁判制度は、検察官が裁判所に対して、交通事故の加害者の処罰を求めて刑事裁判を提起するという仕組みになっているからです。

すなわち、「被害者vs加害者」という構造ではなく「国家vs被告人(加害者)」となっているのです。

ご遺族は、刑事裁判の当事者とはなり得ないの日本の刑事裁判の現状です。

もっとも、重大な交通事故においては、捜査段階において、警察官や検察官から、「処罰感情」など聞かれることがあります。これは、捜査上必須の手続きではありませんが、加害者の刑の軽重に影響を与えるものです。

そのため、警察の捜査官と接した場合に、早期のうちから「心情に関する調書をとってください」と要望されることをお勧めいたします。

さらに、実際にご自分の意見を刑事裁判に反映させる「被害者参加制度」があります。

この制度により、被害者の遺族の方は、当事者でないとしても、刑事裁判に参加することができます。

被害者参加制度は、権利であって義務ではありません。参加するかどうかは遺族の方の自由です。

ただ、刑事裁判において、被害者遺族は当事者ではありませんので、裁判の状況や参加の方法は非常に複雑です。

そのため、被害者の遺族の方は、当事務所にご相談いただくか最寄りの弁護士会にお問い合わせください

関連情報

まずはお気軽にお問合せください

フリーダイヤル 0120-983-412

相談無料 着手金0円